京都西山をめぐる

おばんざいとお酒 なかの邸

江戸時代に建てられた
旧家で過ごす贅沢なひととき

旧西国街道沿いで江戸時代末期の姿を今に伝える中野家住宅。国の登録有形文化財である貴重な建物は現在、食事と喫茶を提供する「おばんざいとお酒 なかの邸」に。入り口すぐの土間にはコーヒー豆が並び、奥の蔵には大きな焙煎機が出迎える。手作業で豆を選別する自家焙煎のコーヒーは、雑味がなく上質な味わい。主屋から中庭を眺めつつコーヒーと自家製スイーツをいただけば、いつもより時間の流れがゆっくりと感じられる。

当時の姿をそのままに修繕された建物では、大きなガラス戸から目一杯に中庭の景色が広がる。季節によって趣が変わるため、四季折々に何度でも訪れたい

自家焙煎したコーヒー豆やカフェオレベースなどの販売も
7種類の中から入れ替わる本日のデザート。宇治抹茶テリーヌ(単品550円)は、濃厚でなめらかな口溶け
ホットカフェオレ(単品500円)は、デザートとセットで850円に
  • おばんざいとお酒 なかの邸
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  • 長岡京市調子1丁目6-35
  • ☎ 075-959-2877
  • 日・月曜休
  • ランチ・カフェ11時30分〜15時(LO14時)
  • ディナー18〜22時(LO21時)
  • ※ランチ・ディナーは要予約
  • 阪急「西山天王山」駅から徒歩約6分
  • https://nakanotei.com/